
フットバッグは競技スポーツとして、様々な種目があります。
ここでは、それについて解説していきます。
フリースタイル ルーティン
フットバッグフリースタイルで最もメジャーな種目で、この種目のチャンピオンが「世界王者」と呼ばれる、いわばフットバッグの「無差別級」種目。
プレイヤーは2分間の持ち時間の中で、自分で選曲した音楽に合わせて自由に演技することが出来ます。
判定は審査員が行い、技術点・芸術点などの演技の総合力によって勝敗を決める競技です。
ネット
世界大会ではフリースタイルとともに「ネット」も行われています。
実は競技としてはフリースタイルよりも古くから行われており、フリースタイルからネットに転向するプレイヤーもいます。
競技は、シングルまたはダブルスで行われ、バドミントンと同じ大きさのコートを使って、互いにバッグを蹴りあいます。高速で飛んでくるバッグをレシーブするのは想像以上に難しく、見た目と裏腹に高い技術が求められる競技です。
シュレッド30
フリースタイル競技の一種で、30秒間に「どれだけ難しい技を決めたか」を争う競技です。
フリースタイルルーティンと異なり、審査員は存在せず、全ての技のaddを得点に換算して勝敗を決めます。また、独特な採点システムとして「ユニーク」という概念があり、技の種類の豊富さも採点に反映されます。
以下、採点の計算式。
得点=決めた技の合計add+(決めた技の合計add×ユニーク数/コンタクト数)
コンペティション/競技
ビッグ3/ファットコンボ/シックトリック
フリースタイル競技の一種で、難易度の高い「大技」対決の競技です。
・ビッグ3(Big3)は、3つの大技の組み合わせ
・ファットコンボ(Phat Combo)は、2つの大技の組み合わせ
・シックトリック(Sick Trick)またはシック1(Sick1)は、単品技です。
競技では、5~7回のチャレンジ権があり、そのうち1回でも成功したらそれが採点対象となります。
(動画はビッグ3の様子)