
フットバッグフリースタイルの最も基本的な技術。
まずは動画から見てみましょう。
つま先の上にバッグを載せて止める技術、それがトウストールです。
フットバッグの技は、すべてこの「止める技術=ストール」がベースになっており、これが出来なければ技を出すことが出来ません。
慣れるまで難しいと思いますが、頑張って練習していきましょう。
<トウストールのコツ>
以下の点が、基本となります。
・“つま先が平ら”になっていること
・バッグの落下に合わせて、足を“真下に下ろす”こと
・“軸足のクッション”を利用すること
これが出来ていないと、バッグを蹴ってしまうか、バッグが転がってしまいます。
練習は、キックと同じようにまずは手から始めます。
この時、以下の点にも注意してください。
・バッグを高く投げてしまう(=加速がついて難しくなります)
>まずは腰ぐらいの高さから落として練習しましょう
・足を出すタイミングが遅くて蹴ってしまう
>足をあげた状態から、つま先めがけて落としてみましょう
<トウセットのコツ>
「セット」とはバッグを蹴りあげることを指します。
トウストールとトウセットは、同時に練習することになるので、ここで解説しておきます。
バッグが足の上に載っている状態から、股関節と膝を曲げて“真上に引き上げる”ようなイメージで蹴り上げます。サッカーのように膝下だけで蹴り上げるとバッグが前に飛んで行ってしまうので注意してください。
まっすぐ上に引き上げると、自分の膝にあたってしまうことがありますが、その時は“体の遠くから近くへ、楕円を描く”イメージで足を動かしてみましょう。(動画の23秒あたりを参考にしてください)
<練習方法>
両方の足で、「手から落として足の乗せること」「足から綺麗に真上に蹴り上げること」が出来るようになったら、次は連続です。
・左右交互
・同じ足で連続
この2パターンの練習をする時にも、
“真上に、できるだけ均等な高さにセットすること”を意識してください。
これは、これから先の技を覚えるために、絶対に必要なので必ずマスターしましょう。
また、左右交互を落とさずに繰り替えせるようになったら、2つめの動画にあるような「ステップのバリエーション」も練習してみるといいでしょう。